チラシより 島根県立美術館では、12月6日から12月25日まで、企画展「第70回日本伝統工芸展」を開催する。
 日本伝統工芸展は、日本の工芸技術の保護育成を目的に、1954年創設。陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門で、審査を通過した作品が全国10会場で展覧される。
 松江会場では、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品をはじめ、受賞作、地元山陰(島根県・鳥取県)在住作家の入選作品など270点を展示する。
 当日券は伝統工芸展のみ/一般600円、大学生400円、高校生以下無料。伝統工芸展+コレクション展セット/一般750円/大学生500円。
 12月10日午後1時半から前田昭博氏(陶芸家、重要無形文化財「白磁」保持者、人間国宝)による講演「白磁と私」が同館ホールである。聴講は無料、当日先着順。講演終了後、企画展示室で前田氏による陶芸部門の作品解説がある。
 また開催期間中には作家、鑑査委員によるギャラリートークもある。

<写真:チラシより>